心拍トレーニング製品のリーディングカンパニーであるポラール・エレクトロ・ジャパン株式会社は26日、女子テニスで世界ランキング210位の
大前綾希子(島津製作所)とアスリート契約を締結したことを発表した。
大前は、マルチスポーツタイプの心拍計「Polar M400」と「H10 心拍センサー」を装着してトレーニングから試合までのデータ計測を行い、トレーニング内容にフィードバックしてパフォーマンスを向上していく。
今後は、ポラール・アンバサダーとしてポラールが出展する展示会やイベントにも参加予定。
プロテニス選手は、炎天下で長時間に及ぶこともある試合に対応するため、インターバルトレーニングなどの無酸素運動で瞬発力を強化するだけでなく、有酸素運動によって持続力を付けることも必要となる。
トレーニングの心拍数を正確に把握し、適切な種類と量のトレーニングを行うことで、パフォーマンスをさらに向上させることが可能になる。ポラールから大前には機材提供のほか、心拍トレーニングに基づくアドバイスも提供していく。
大前は「M400とH10を使用して今まで以上に自分のことを知り、自分自身をコントロールしてパフォーマンス向上に繋げたいと思っています。6月5日から有明国際、その後イギリスの大会に出場した後に6月27日からウィンブルドンに出場予定です。これからPOLARと共に頑張っていきたいと思いますので応援よろしくお願いいたします」とコメントした。
現在24歳の大前は、両親の影響で3歳よりテニスを始め、11歳の時に
増田健太郎プロ(現デビスカップヘッドコーチ)に出会い、同氏の指導の元、ジュニア時代に全日本ジュニア選手権で単複優勝を3度達成。プロ転向後も全日本テニス選手権など数々の大会で優勝している。
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