男子テニスのバンク・エリック・ストゥルザ・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)は25日にシングルス準々決勝が行われ、元世界ランク10位の
K・アンダーソン(南アフリカ)に苦戦するも2-6, 6-4, 7-6 (8-6)の大逆転勝利で辛くもベスト4へ進出した第2シードの
錦織圭が自身の公式アプリ「KEI NISHIKORI」へ動画を投稿し「3本のマッチポイント握られて挽回した」とコメントした。
>>錦織vsズベレフ1ポイント速報<<>>錦織らジュネーヴOP対戦表<<この日、203センチの長身から繰り出すアンダーソンの強力なサービスとストロークに押された錦織は、1度もブレークチャンスを握れずに第1セットを落とす。
続く第2セットは世界トップ10の力を発揮し、得意のストロークを軸にポイントを先行。1ブレークを守りきってこのセットを奪い、セットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、互いにサービスキープが続き、第10ゲームで錦織は3本のマッチポイントを握られる崖っぷちに立たされた。しかし死守すると、タイブレークでは鮮やかなカウンターショットを決め、最後はフォアハンドのウィナーを叩きつけて2時間29分の死闘を制した。
準決勝では、予選勝者の
M・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。両者は今回が初の顔合わせ。
2時間半に及ぶタフマッチをものにし、大会初のベスト4進出を果たした錦織は「タフな試合でしたけど、勝つことが出来ました」と振り返った。
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