男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は20日、シングルス準決勝が行われ、第8シードのD・ティエムは第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に1-6, 0-6のストレートで完敗し、バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)に続いて3大会連続の決勝進出とはならなかった。
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R・ナダル(スペイン)を下したティエムだったが、この日はジョコビッチのサービスゲームを1度も破ることが出来ず、59分で完敗を喫した。
今回でティエムは、ジョコビッチに5連敗となった。
BNLイタリア国際には今年が3度目の出場。昨年は準々決勝で
錦織圭にストレートで敗れていた。
23歳のティエムは今季、2月のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)でタイトルを獲得。バルセロナ・オープン・バンコ・サバデルとムチュア・マドリッド・オープンの2大会連続で決勝に進出するなど、クレーで好調をキープしていたが、惜しくも3大会連続で決勝に駒を進めることはできなかった。
一方、勝利したジョコビッチは決勝で第16シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。今季早期敗退が相次ぎ不調を脱せずにいたジョコビッチだが、ティエムとの準々決勝では終始危なげない試合を展開し、復活の兆しをのぞかせた。
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