男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は18日、シングルス3回戦が行われ、第7シードの
錦織圭は元世界ランク3位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に6-7 (4-7), 3-6のストレートで敗れ、3年連続のベスト8進出とはならなかった。
>>錦織らBNLイタリア国際対戦表<<この日、錦織は第1ゲームでデル=ポトロにブレークを許す厳しい展開となるも、徐々にギアを上げていき第8ゲームでブレークバックに成功。さらに第11ゲームでブレークされたが、第12ゲームではリターンで圧倒してタイブレークへ持ち込む。しかし、最後はデル=ポトロにポイントを連取され、第1セットを落とす。
その後、デル=ポトロに傾いた流れを引き戻すことが出来なかった錦織は、第2セットの第8ゲームでマッチポイントをしのぐも、続く第9ゲームでデル=ポトロのサービスゲームを破れず、3回戦敗退となった。
錦織は今シーズン、3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)でベスト8へ進出するも右手首を負傷。続くバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は怪我が完治せず欠場を余儀なくされた。
その後、約1カ月半ぶりの実戦となった前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)で右手首の怪我を理由に準々決勝を棄権。復帰戦となった今大会では、初戦の2回戦で世界ランク30位の
D・フェレール(スペイン)にストレートで勝利し、右手首の不安を払拭して白星を飾っていた。
一方、勝利したデル=ポトロは準々決勝で第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
■関連ニュース■
・錦織 昨シーズンとの違いは?・錦織棄権にジョコがエール・修造 錦織GS優勝「壁がある」