男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は15日、シングルス1回戦が行われ、元世界ランク4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が第10シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を3-6, 6-2, 6-3の逆転で破り、4年ぶりの初戦突破を果たした。
>>錦織らBNLイタリア国際対戦表<<この日、ディミトロフに2時間8分で勝利したリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)銀メダリストのデル=ポトロは、2回戦で
K・エドモンド(英国)と対戦する。エドモンドは1回戦で
J・ソウサ(ポルトガル)をストレートで下しての勝ち上がり。
2009年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)覇者であるデル=ポトロは、昨年に左手首の怪我から復帰すると、同年10月のイフ・ストックホルム・オープン(ストックホルム/スウェーデン、ハード、ATP250)で2014年1月以来のツアー優勝を果たした。
一方、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でベスト4進出を果たしたディミトロフは、前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/ マドリッド、レッドクレー、ATP1000)でD・ティエムに対し5本のマッチポイントを握るも逆転負けしていた。
この日、その他のシード勢では第9シードの
D・ゴファン(ベルギー)と第12シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)が2回戦進出を果たしたが、第11シードの
L・プイユ(フランス)は初戦で姿を消した。
前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)準々決勝を右手首の負傷により棄権した錦織は、初戦の2回戦で世界ランク30位の
D・フェレール(スペイン)と同35位の
F・ロペス(スペイン)の勝者と対戦する。
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