男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は13日、シングルス準決勝が行われ、第8シードのD・ティエムが世界ランク27位の
P・クエバス(ウルグアイ)を6-4, 6-4のストレートで下して大会初、またマスターズ初の決勝進出を果たした。決勝では、第4シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。
>>ナダルvsティエム 1ポイント速報<<>>錦織らBNLイタリア国際対戦表<<>>マドリッドOP対戦表<<この日、ティエムはファーストサービスが入った時に84パーセントと高い確率でポイントを獲得してクエバスに1度もブレークチャンスを与えない試合を展開。自身は2度のブレークに成功し、1時間23分で勝利を手にした。
世界ランク9位のティエムは今大会、初戦の2回戦で
J・ドナルドソン(アメリカ)、3回戦で第12シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、準々決勝で
B・チョリッチ(クロアチア)を下しての勝ち上がり。
今シーズンは、2月のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)で今季初のタイトルを獲得。4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)では決勝でナダルに敗れるも、準優勝を飾った。
決勝で顔を合わせるナダルとは、今回が5度目の対戦。ティエムは昨年のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー)でナダルから初勝利をあげた。
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