男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は12日、シングルスの組み合わせ抽選が行われ、第7シードの
錦織圭は初戦の2回戦で世界ランク30位の
D・フェレール(スペイン)と同38位の
F・ロペス(スペイン)の勝者と対戦することが決まった。
>>BNLイタリア国際対戦表<<今大会は上位8シードが1回戦免除のため、錦織は2回戦からの登場。
シード勢が順当に勝ち進むと、3回戦で第10シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、準々決勝で第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)か第15シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)と対戦する組み合わせ。
世界ランク8位の錦織は、3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で右手首を負傷し、続くバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)も怪我が完治せず欠場。
約1カ月半ぶりの実戦となったムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)では、初戦の2回戦で
D・シュワルツマン(アルゼンチン)に苦戦するも復帰戦を白星で飾り、続く3回戦で元世界ランク3位のフェレールにストレートで勝利。ジョコビッチとの準々決勝へ駒を進めたが、手首の痛みが再発して棄権した。
過去のBNLイタリア国際では、2015年にベスト8進出。昨年はベスト4進出を果たしたが、ジョコビッチに逆転負けを喫した。
また、予選には
ダニエル太郎が出場。予選は、2試合に勝利すると本戦への切符を手にすることが出来る。
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