男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は11日、シングルス3回戦が行われ、第8シードのD・ティエムが第12シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を4-6, 6-4, 7-6 (11-9)の大逆転で破り、大会初のベスト8進出を果たした。
>>錦織vsジョコ1ポイント速報<<>>錦織らマドリッドOP対戦表<<この日、第1セットを落としたティエムは、第2セットも今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で4強入りしたディミトロフにブレークされてリードを許す。
その後、2度のブレークに成功してセットカウント1-1に追いついたティエムは、ファイナルセットで5本のマッチポイントを握られ、崖っぷちに追い込まれた。しかし、強烈なフォアハンドのウィナーを決めるなどでピンチをしのぎ、最後はディミトロフからミスを誘い出して2時間34分で勝利した。
準々決勝では、世界ランク59位の
B・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。チョリッチは3回戦で第1シードの
A・マレー(英国)をストレートで破っての勝ち上がり。
同日の3回戦では、第6シードの
錦織圭が元世界ランク3位の
D・フェレール(スペイン)に6-4, 6-3のストレートで勝利し、ベスト8へ駒を進めた。準々決勝では第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と顔を合わせる。
その他では第4シードの
R・ナダル(スペイン)が第16シードの
N・キリオス(オーストラリア)を6-3, 6-1、第9シードの
D・ゴファン(ベルギー)が第5シードの
M・ラオニッチ(カナダ)を6-4, 6-2、
A・ズベレフ(ドイツ)が第11シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を6-4, 6-4で下し、準々決勝進出を果たした。
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