29日に行われた男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)シングルス準決勝で、第3シードの
R・ナダル(スペイン)に6-3, 6-4のストレートで敗れた世界ランク84位の
H・セバリョス(アルゼンチン)は試合後、コートから立ち去る際にナダルと2ショットを撮り、話題となっている。
>>ナダルvsティエム 1ポイント速報<<>>バルセロナ対戦表<<現在32歳のセバリョスは、2013年のロイヤル・ガード・オープン・チリ(チリ/ビニャ・デル・マール、クレー、ATP250)ツアー初優勝を飾ったが、決勝の相手は当時世界ランク5位のナダルだった。世界ランキングでは2013年3月に自己最高の39位を記録。近年は下部大会にも出場している。
今大会はノーシードで勝ち進み、初のタイトルを獲得したロイヤル・ガード・オープン以来 約4年ぶりのベスト4進出を果たしていた。
両者3度目の対戦となったこの日、セバリョスはナダルが放ったグランドスマッシュをバックハンドで打ち返してパッシングショットを決めるなど、果敢に攻め続けて5度のブレークチャンスを掴むが、いずれも活かしきれずに2度のブレークを許し、1時間34分で力尽きた。
試合後、セバリョスは帰り際にナダルへ声をかけ、笑顔で2ショット写真を撮ってコートをあとにした。その後、自身のツイッターでナダルと撮った写真と共に「負けてしまったが、私は楽しい時間を過ごした。とても素敵な思い出。ありがとう、ラファ(ナダル)!」と投稿した。
一方、勝利したナダルは大会10度目の優勝をかけ、決勝で第4シードのD・ティエムと対戦する。両者は今回が4度目の対戦で、ナダルの2勝1敗。
試合は、センターコートであるピスタ・ラファ・ナダルの第2試合に組まれ、日本時間30日の23時(現地時間30日の16時)以降に開始予定。
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