女子テニスのレディース・オープン・ビール・ビエンヌ(スイス/ビール、ハード、WTAインターナショナル)は16日、シングルス決勝戦が行われ、予選勝者で現役高校生の17歳
M・ボンドロウソワ(チェコ共和国)(チェコ共和国)が世界ランク99位の
A・コンタベイト(エストニア)を6-4, 7-6 (8-6)のストレートで破り、ツアー初優勝を果たした。
この日、ボンドロウソワは格上のコンタベイト相手に第1セットを先取し、続く第2セットではタイブレークへ突入。サウスポーから放つ鋭いフォアハンドで圧倒し、勝利を手にした。
コンタベイトのボールがネットにかかって優勝が決まった瞬間、ボンドロウソワは口元を手で覆って信じられないと言わんばかりに目を見開き、喜びを滲ませていた。
17歳のボンドロウソワは現役の高校生で、2018年に卒業予定。下部大会を中心に出場しており、今シーズンはすでに2勝をあげている。
今大会は予選3試合を勝ち抜いて本戦入りを果たし、1回戦でL・ジョルチスカ(マケドニア)、2回戦で
An・ベック(ドイツ)、準々決勝で
Kr・プリスコバ(チェコ共和国)、準決勝で第1シードの
B・ストリツォワ(チェコ共和国)を破る快進撃でツアー初の決勝へ進出していた。
17日付の世界ランキングでは、前週より116上げてキャリアハイの117位を記録した。
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