男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は24日、シングルス2回戦が行われ、第13シードの
J・ソック(アメリカ)と対戦するも第1セットのゲームカウント4-2の時点で左膝の負傷により途中棄権を申し入れた世界ランク58位の
西岡良仁が試合後、自身のツイッターにて「リードした場面で左膝を痛め、動ける状態ではなかった為の判断です」と、振り返った。
>>錦織vsベルダスコ 1ポイント速報<<>>錦織らマイアミOP対戦表<<この日、世界ランク17位のソックに対して第4ゲームでブレークに成功した西岡は、その後も果敢に攻め続けて流れを掴んだ。しかし、リードした第5ゲームでボールを追いかけた際に左膝を負傷。
トレーナーを呼んで治療しプレーを続行したが、雨により第7ゲーム途中で一時中断。その後、棄権を決断した。
西岡は「どういう症状なのかはMRIをとらなければ判断出来ないとの事なので、日本での検査の後お伝えします」と怪我の状況を報告。
続けて「ご心配をおかけしました。どのような結果であれポジティブに頑張ります」と綴った。
21歳の西岡は、今年のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)でマスターズ初のベスト16進出を果たす活躍を見せ、4回戦では
S・ワウリンカ(スイス)に敗れるも6-3, 3-6, 6-7 (4-7)の大健闘でその名を世界に印象付けた。
今大会の1回戦では世界ランク79位の
J・トンプソン(オーストラリア)に逆転で勝利して2回戦へ駒を進めていた。
同日に行われた2回戦では、第2シードの
錦織圭が
K・アンダーソン(南アフリカ)をストレートで下して2回戦を突破。続く3回戦では、第25シードの
F・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。
■関連ニュース■
・西岡良仁 左膝負傷で途中棄権・西岡、錦織「超強かった」・錦織の山 シード敗退続出