男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は3日、シングルス準決勝が行われ、
F・ベルダスコ(スペイン)が
R・ハーセ(オランダ)を7-6 (7-5), 5-7, 6-1のフルセットで下し、決勝進出を果たした。
この日、ハーセを2時間15分で振り切った33歳のベルダスコは、昨年4月のBRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー(ルーマニア/ブカレスト、 クレー、ATP250)以来 約11カ月ぶりの優勝に王手をかけた。
これまではキャリア通算7勝をあげているベルダスコは、2009年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初のベスト4進出。世界ランキングの自己最高は同年4月の7位。
今年はカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)から5本のマッチポイントを握ったが惜敗した。
今大会は1回戦で
A・セッピ(イタリア)に勝利すると、2回戦で第6シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、準々決勝で第4シードの
G・モンフィス(フランス)を破っての勝ち上がり。
決勝で対戦する第1シードの
A・マレー(英国)とは今回が14度目で、ベルダスコの1勝12敗。唯一の勝利は2009年の全豪オープン4回戦まで遡る。
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