男子テニスのアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は1日、シングルス2回戦が行われ、予選勝者で世界ランク86位の
西岡良仁が世界ランク79位の
J・トンプソン(オーストラリア)を6-4, 3-6, 6-0のフルセットで下し、ATP500大会で初のベスト8進出を果たした。準々決勝では、第2シードの
R・ナダル(スペイン)と
P・ロレンジ(イタリア)の勝者と対戦する。
>>アカプルコ対戦表<<この試合、西岡は2度のブレークに成功して第1セットを先取するも、続く第2セットでは第8ゲームでダブルフォルトなど凡ミスが続いてブレークを許し、セットカウント1-1に。
その後、ファイナルセットではロングラリーを制すなどで主導権を握った西岡がトンプソンに1ゲームも与えない試合を展開し、2時間13分で勝利を手にした。
西岡は今大会の予選から出場し、予選1回戦で
T・カムケ(ドイツ)、予選2回戦で
R・ハリソン(アメリカ)を下して本戦入り。本戦1回戦では第7シードの
J・ソック(アメリカ)を逆転で破る番狂わせを起こして2回戦へ進出していた。
今季は、開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で予選を突破して本戦入り。1回戦では
V・トロイキ(セルビア)にストレートで敗れた。
続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は大会初勝利をあげ、メンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード、ATP250)とデルレイ・ビーチ・オープン(アメリカ/デルレイ・ビーチ、ハード、ATP250)でも初戦を突破した。
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