女子テニスツアーのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(UAE/ドバイ、ハード、WTAプレミア)は24日、シングルス準決勝が行われ、第7シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)が第1シードの
A・ケルバー(ドイツ)を6-3, 7-6 (7-3)のストレートで破って決勝進出を果たし、今季2度目の優勝へ王手をかけた。
この日、スイトリナは3度のブレークに成功して第1セットを先取。続く第2セットはブレーク合戦となるも、両者4度のブレークからタイブレークへ突入し、最後はスイトリナがケルバーを引き離して1時間40分で勝利を手にした。
両者は今回が10度目の対戦で、スイトリナは今回の勝利により5勝5敗と並んだ。昨年のチャイナ・オープン女子(中国/北京、ハード、プレミアマンダトリー)以降はスイトリナが3連勝をおさめている。
決勝では、第10シードのC・ウォズニアキと対戦する。両者は今回が2度目の対戦で、過去はスイトリナの1勝。
世界ランク13位のスイトリナは今季、開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTAプレミア)でベスト4進出、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では3回戦で敗れるも、続く台湾オープン(台湾/台北、ハード、WTAインターナショナル)では今季初優勝を飾った。
一方、敗れたケルバーは昨年自身初の世界ランク1位へ上り詰めるなどの活躍を見せたが、今季に入ってからは早期敗退が相次いでいる。
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