女子テニスで元世界ランク1位の
M・シャラポワ(ロシア)は13日に自身の公式ツイッターを更新し、拠点のIMGアカデミーで元世界ランク2位の
T・ハース(ドイツ)とトレーニングを行っている様子を投稿した。
投稿された写真には、コートでチューブやメディシンボールを用いて汗を流している様子がおさめられている。
昨年3月、シャラポワは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の期間中に受けた検査で、禁止薬物であるメルドニウムの陽性反応が出たことを発表。一時は、2年間の公式戦出場停止処分が下されたが、その後の判決で減刑が認められた。
これまでキャリア通算35勝を誇るシャラポワは、4月24日から開幕するポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTAプレミア)で復帰予定。さらに5月に開催されるムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTAプレミア)にもワイルドカード(主催者推薦枠)での出場が決まっている。
シャラポワと共にトレーニングを行った38歳のハースは、現在1,024位まで世界ランクを落としている。1996年にプロ転向後、これまでに15のタイトルを獲得しているが、2013年のエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード、ATP500)以降、ツアー優勝から遠ざかっている。
昨年は怪我により1年間通して公式戦の出場がなく、久々の公式戦となった今年の全豪オープンでは
B・ペール(フランス)との1回戦で途中棄権していた。
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