男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 オーストラリア対チェコ(オーツトラリア/メルボルン、ハード)は5日、シングルス2試合が行われ、世界ランク182位の
S・グロス(オーストラリア)は敗れるも、デビスカップ初選出の
J・トンプソン(オーストラリア)が勝利し、4勝1敗でオーストラリアが2年ぶりのベスト8進出を決めた。
大会2日目で3勝0敗と勝利を決めていたオーストラリアは、最終日のシングルス第1試合のメンバーを
N・キリオス(オーストラリア)からグロスに変更。世界ランク54位の
J・ヴェセリ(チェコ共和国)に6-3, 5-7, 3-6で敗れたが、続く第2試合ではトンプソンが世界ランク157位の
J・サトラル(チェコ共和国)(チェコ共和国)に7-6 (7-5), 6-2のストレートで勝利した。
勝利を決めた22歳のトンプソンは今大会がデビスカップ初選出。今回はシングルスで2勝を挙げる活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。
また、同日にはアメリカ対スイス(アメリカ/バーミンガム、ハード)とアルゼンチン対イタリア(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー)の試合が行われた。
アメリカ対スイスはアメリカの5勝0敗と大会を通してスイスを圧倒し、2年連続で準々決勝へ駒を進めた。敗れたスイスは5試合でわずか1セットしか奪えず、敗退となった。
前回覇者のアルゼンチンとイタリアの試合は、大会初日にアルゼンチンが2敗を喫して窮地に立たされるも、2日目のダブルスと3日目のシングルス第1試合で勝利を収め2勝2敗に。しかし、3日目の途中で降雨による順延となり、勝敗のかかるシングルスは6日に持ち越された。
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