男子テニスの下部大会であるキャタピラー・バーニー国際(オーストラリア/バーニー、ハード、ATPチャレンジャー)は2日、シングルス準々決勝が行われ、第8シードの
サンティラン晶が世界ランク527位の
A・ボルト(オーストラリア)に6-3, 4-6, 6-2のフルセットで勝利し、ベスト4進出を果たした。
この試合、サンティランは1度のブレークチャンスを活かして第1セットを先取。続く第2セットでは、ファーストサービスの確率を54パーセントまで落とし、セットカウント1-1に追いつかれるも、第3セットではボルトのサービスゲームを2度破って、1時間35分で勝利した。
準決勝では、世界ランク251位のB・モット(オーストラリア)と対戦する。両者は今回が初の対戦。
また、今大会はB・マウスリー(オーストラリア)とペアを組んでダブルスにも出場していたが、同日の準々決勝で敗れた。
19歳のサンティランは、現在世界ランキング207位。今シーズンは今大会が3大会目となる。開幕戦のウィンド・エナジー・ホールディング・バンコクオープン(タイ/バンコク、ハード、ATPチャレンジャー)では、1回戦で敗退。予選から出場した全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では、予選2回戦で敗れ、初の本戦出場とはならなかった。
生まれは東京で、オーストラリア人の父親と日本人の母親を持つハーフ。オーストラリアに国籍を置いていたが、オーストラリアから日本に変更。昨年はフューチャーズ5大会でタイトルを獲得した。
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