テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は26日、女子シングルス準決勝が行われ、第2シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が元天才少女で34歳の
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)を6-2, 6-1のストレートで破り、2年ぶり7度目の優勝に王手をかけた。
>>フェデラーvsワウリンカ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<この試合、序盤から試合の主導権を握ったセリーナが第3ゲームで先にブレークに成功して第1セットを先取。
続く第2セット、ルチッチ=バーロニを圧倒したセリーナは、サービスゲームを3度破って勝利した。
決勝では第13シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。両者は今回が28度目の対戦で、セリーナが16勝11敗と勝ち越している。四大大会で対戦するのは2015年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランド スラム)以来で、四大大会の決勝で顔を合わせるのは2009年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、 芝、グランドスラム)以来9度目。
ヴィーナスは、同日の準決勝で快進撃を続けていた25歳の
C・バンデウェイ(アメリカ)を逆転で下して決勝に駒を進めた。
セリーナは、今大会3回戦で第16シードの
B・ストリツォワ(チェコ共和国)、4回戦で第9シードの
J・コンタ(英国)をそれぞれストレートで破ってここまで勝ち進んだ。全豪オープンで決勝に進出するのは今回が8度目。
一方、敗れたルチッチ=バーロニは現在世界ランク79位、1997年にプロ転向直後の大会で優勝するなど、かつては天才少女と呼ばれ、1999年のウインブルドンでベスト4進出の活躍を見せた。その後はツアー生活から離れた時期もあったが、今大会は2回戦で第3シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)、準々決勝では、第5シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)らシードを下して駒を進めていた。
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