テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は26日、女子シングルス準決勝が行われ、第13シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)が4回戦で第1シードの
A・ケルバー(ドイツ)を破る番狂わせを起こした25歳の
C・バンデウェイ(アメリカ)を6-7 (3-7), 6-2, 6-3の逆転で下し、14年ぶり2度目の決勝進出を果たした。
>>フェデラーvsワウリンカ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<第1セットをタイブレークの末に落としたヴィーナスだったが、第2セットでは第3ゲームで先にブレークに成功してセットカウント1-1に。
第3セット、勢いに乗ったヴィーナスは、ミスが増えてきたバンデウェイを一気に突き放し、2度のブレークに成功して逆転で勝利した。
決勝では、第2シードで妹の
S・ウィリアムズ(アメリカ)と元天才少女の
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)の勝者と対戦する。
36歳のヴィーナスは、今大会準決勝まで1セットも落とすことなく勝ち進んだ。四大大会で決勝に進出するのは、2009年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、 芝、グランドスラム)以来。現在は世界ランク17位で、キャリア通算49勝をあげている。
一方、敗れたバンデウェイは1回戦で第15シードの
R・ビンチ(イタリア)、2回戦で
P・パルメンティエ(フランス)、3回戦で元世界ランク5位の
E・ブシャール(カナダ)、4回戦で世界ランク1位のケルバー、準々決勝で第7シードの
G・ムグルサ(スペイン)ら並み居る強豪を次々と下して勝ち進んだが、快進撃は準決勝でストップした。
四大大会での過去の最高成績は、2015年のウィンブルドンのベスト8進出。現在の世界ランクは35位で、2008年にプロ転向してから2大会でタイトルを獲得している。
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