テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は20日、男子シングルスで9年連続10度目のベスト16進出を果たした第1シードの
A・マレー(英国)が試合後の会見で、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)の2回戦敗退について「もちろん驚いた」と述べた。
>>錦織vsラコ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<前日、世界ランク117位の
D・イストミン(ウズベキスタン)に6-7 (8-10), 7-5, 6-2, 6-7 (5-7), 4-6のフルセットで敗れる大波乱を、世界ランク1位のマレーは「これまでの全豪オープンでノヴァーク(ジョコビッチ)が多くの成功をおさめてきたことを物語っている」と、過去6度の優勝を誇るジョコビッチについて語った。
記者から「前年度チャンピオンが敗退してプレッシャーは減ったか?それとも、あまりそれを気にしていないか?」と聞かれた際には「決勝戦へいったわけではないし、自分にとっては何も変わらない。なぜなら、3回戦や4回戦でノヴァークと対戦するわけではないから。もちろん、決勝戦へいけば多少の影響はあると思う。ここでは何度も決勝へ進み、彼(ジョコビッチ)と対戦した」と返答。
この日、第31シードの
S・クエリー(アメリカ)を6-4, 6-2, 6-4のストレート下したマレーは「今日はノヴァークと対戦する予定ではなかったから、ただサム(クエリー)との試合に集中して良いプレーをすることが、今日しなければいけないことだった。そして、それが出来た」と手応えを感じていた。
4回戦ではノーシードの
M・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。
これまでの全豪オープンでマレーは2010・2011・2013・2015・2016年に決勝へ進出するも、タイトルに手が届いていない。
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