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元3位 プロテニス人生に終止符

ナディア・ペトロワ
BNPパリバOP2013のペトロワ
画像提供: ゲッティイメージズ
女子プロテニス協会のWTAは11日、単複で元世界ランク3位のN・ペトロワ(ロシア)が、19年間のプロテニス人生に終止符を打つ決断を下したことを明らかにした。

34歳のペトロワは「テニスはとても多くのものを与えてくれた。プロテニス選手としての時間、人間形成、世界中を転戦するチャンス、世界各国の友人、そして色々な文化など、数々のことを与えてくれた。そんな機会は永遠で、とても感謝している」と思いを述べていた。

ペトロワはシングルスで13度、ダブルスでは24度のツアー優勝を飾り、グランドスラムではシングルスでベスト4、ダブルスでは2度の準優勝を果たした。さらにツアー最終戦ではダブルスで2度タイトルを獲得した。

全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で2度のベスト4進出を果たしたペトロワが発表した声明の全文は以下の通り。

記憶を遡るとテニスは自分の人生の大きな部分を占めていた。日々行っていたことであり、オフはほんのわずかで愛する人達と過ごしたりした。きっとさよならを言う時なのだと感じている。

ちょっとほろ苦い気持ちになっている。複雑な思いであり、どこか痛みや恐怖もあるが、同時に満足感も感じている。新たなページをめくる決断を下し、人生の次のステージへ進みたいと思う。その準備も出来ている。

テニス人生は素晴らしいもので、もちろんアップダウンはあった。ご存知の通り、多くの怪我にも泣かされシーズンを通してチャレンジャーの気持ちで臨むこともあった。それがアスリートの人生であり、そんな状況とどう付き合っていくかを学ばなければならない。

倒れても、また起き上がり前へ進む。そして何をしても、もう十分だと言ったり感じたりするような時はめぐっては来ない。体が教えてくれる、もう十分やったと。2013年、母親が他界した時、精神的にかなり落ち込んでしまった。それに加えて臀部の怪我を負ってしまい、シーズンのほとんどを棒に振ってしまった。

精神的にも肉体的にも個人的な時間を持とうと決めた。幸いなことに、一時コートから離れる決断を下す手助けにもなった。2014年2月、またコートに立ってプレーをしたらどんな感じだろうと試してみた。

体はコートにありながら、心はどこか他にあるようだった。そして体も上手く反応してくれなかった。とても辛かった。それは自分が役立たずでかつての自分がもうそこにはいないと感じてしまったからだった。

そして、またしばらく時間を持つことにした。それから再びトレーニングを開始した時、体はとても良い感じではあったが、コートでボールを打つようになると、また体調を崩してしまった。もう避けられない状況に直面し始め、つまりそれはテニス人生の終わりを意味していた。

世界のトップ選手と高いレベルで戦うためには、万全の状態でいる必要があるし、もし臀部の怪我が万全でなければテニス選手としての人生を続けることはできるはずがない。何度も復帰を志したけど、それに失敗した今、新しいページをめくり、テニス競技にさよならを言う時だと現実に直面した。

新しい人生のステージを始めるでしょう。テニス以外の興味を探し求め、忙しい日々を過ごす。でも最も大切なことは、愛する人達と過ごす時間でもある。これまで出来なかったことを取り戻すためにも。

自分自身にこう言った。「家族を作りたい、もっと家にいたい、そしてツアーにいた時には時間がなくてできなかった多くのことを楽しみたい。」最後の怪我からは復活してコートに戻れなかったのは残念。けど、これからの人生で何が起こるか、そして違う形でテニスに関わって行くことに興奮している。この15年間、プロとしての人生でテニスが多大な部分を占めていたことに感謝している。

そんな道のりで、色々なことを可能にしてくれた全ての人々へ感謝の気持ちを送りたい。それはスポンサーや大会スタッフ、WTA、共に戦ってくれたチーム(コーチ、トレーナー、マネージャー)、友人、そして家族。本当にありがとう。

そして忘れてはいけない、私のファンの方々。あなた方は私のモチベーションであり、支えてくれた中心であり、すぐに諦めなかった理由でもあった。ファンの皆さんがいなかったら、テニスは存在しなかったかも知れない。あなた方がテニスを支えてくれた。これまで私を信じてくれて、そしてテニス人生を支えてくれて本当にありがとう。

ここでテニスから正式に引退することをお知らせしたい。近い将来、また何らかの形でテニスに関わっていくでしょう。近いうちにお伝えできるであろうチャリティなど、テニスを通して多くの時間を費やすでしょう。もう選手としてプレーすることはないけど、コートからずっと離れることもないでしょう。私の心はどこか常にコートにいるはず。

私のプロテニス人生を忘れがたいものにしてくれて、本当にありがとう。

N・ペトロワ






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