- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

元3位 プロテニス人生に終止符

女子プロテニス協会のWTAは11日、単複で元世界ランク3位のN・ペトロワ(ロシア)が、19年間のプロテニス人生に終止符を打つ決断を下したことを明らかにした。

34歳のペトロワは「テニスはとても多くのものを与えてくれた。プロテニス選手としての時間、人間形成、世界中を転戦するチャンス、世界各国の友人、そして色々な文化など、数々のことを与えてくれた。そんな機会は永遠で、とても感謝している」と思いを述べていた。

ペトロワはシングルスで13度、ダブルスでは24度のツアー優勝を飾り、グランドスラムではシングルスでベスト4、ダブルスでは2度の準優勝を果たした。さらにツアー最終戦ではダブルスで2度タイトルを獲得した。

全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で2度のベスト4進出を果たしたペトロワが発表した声明の全文は以下の通り。

記憶を遡るとテニスは自分の人生の大きな部分を占めていた。日々行っていたことであり、オフはほんのわずかで愛する人達と過ごしたりした。きっとさよならを言う時なのだと感じている。

ちょっとほろ苦い気持ちになっている。複雑な思いであり、どこか痛みや恐怖もあるが、同時に満足感も感じている。新たなページをめくる決断を下し、人生の次のステージへ進みたいと思う。その準備も出来ている。

テニス人生は素晴らしいもので、もちろんアップダウンはあった。ご存知の通り、多くの怪我にも泣かされシーズンを通してチャレンジャーの気持ちで臨むこともあった。それがアスリートの人生であり、そんな状況とどう付き合っていくかを学ばなければならない。

倒れても、また起き上がり前へ進む。そして何をしても、もう十分だと言ったり感じたりするような時はめぐっては来ない。体が教えてくれる、もう十分やったと。2013年、母親が他界した時、精神的にかなり落ち込んでしまった。それに加えて臀部の怪我を負ってしまい、シーズンのほとんどを棒に振ってしまった。

精神的にも肉体的にも個人的な時間を持とうと決めた。幸いなことに、一時コートから離れる決断を下す手助けにもなった。2014年2月、またコートに立ってプレーをしたらどんな感じだろうと試してみた。

体はコートにありながら、心はどこか他にあるようだった。そして体も上手く反応してくれなかった。とても辛かった。それは自分が役立たずでかつての自分がもうそこにはいないと感じてしまったからだった。

そして、またしばらく時間を持つことにした。それから再びトレーニングを開始した時、体はとても良い感じではあったが、コートでボールを打つようになると、また体調を崩してしまった。もう避けられない状況に直面し始め、つまりそれはテニス人生の終わりを意味していた。

世界のトップ選手と高いレベルで戦うためには、万全の状態でいる必要があるし、もし臀部の怪我が万全でなければテニス選手としての人生を続けることはできるはずがない。何度も復帰を志したけど、それに失敗した今、新しいページをめくり、テニス競技にさよならを言う時だと現実に直面した。

新しい人生のステージを始めるでしょう。テニス以外の興味を探し求め、忙しい日々を過ごす。でも最も大切なことは、愛する人達と過ごす時間でもある。これまで出来なかったことを取り戻すためにも。

自分自身にこう言った。「家族を作りたい、もっと家にいたい、そしてツアーにいた時には時間がなくてできなかった多くのことを楽しみたい。」最後の怪我からは復活してコートに戻れなかったのは残念。けど、これからの人生で何が起こるか、そして違う形でテニスに関わって行くことに興奮している。この15年間、プロとしての人生でテニスが多大な部分を占めていたことに感謝している。

そんな道のりで、色々なことを可能にしてくれた全ての人々へ感謝の気持ちを送りたい。それはスポンサーや大会スタッフ、WTA、共に戦ってくれたチーム(コーチ、トレーナー、マネージャー)、友人、そして家族。本当にありがとう。

そして忘れてはいけない、私のファンの方々。あなた方は私のモチベーションであり、支えてくれた中心であり、すぐに諦めなかった理由でもあった。ファンの皆さんがいなかったら、テニスは存在しなかったかも知れない。あなた方がテニスを支えてくれた。これまで私を信じてくれて、そしてテニス人生を支えてくれて本当にありがとう。

ここでテニスから正式に引退することをお知らせしたい。近い将来、また何らかの形でテニスに関わっていくでしょう。近いうちにお伝えできるであろうチャリティなど、テニスを通して多くの時間を費やすでしょう。もう選手としてプレーすることはないけど、コートからずっと離れることもないでしょう。私の心はどこか常にコートにいるはず。

私のプロテニス人生を忘れがたいものにしてくれて、本当にありがとう。

N・ペトロワ






■関連ニュース■ 

・全豪予選 日本女子は6選手
・またも八百長、生涯出場停止
・シャラポワ 4月から公式戦復帰
(2017年1月12日14時28分)

その他のニュース

12月4日

内島萌夏 サバレンカら 出場選手一覧 (16時37分)

大坂なおみら開幕戦【出場選手一覧】 (14時31分)

思い出の試合【第20位】2018年 全豪オープン 決勝 (11時56分)

91歳で死去、四大大会通算19勝 (9時57分)

ジョコ 開幕戦に出場、マレーと初陣 (7時38分)

12月3日

坂本怜 前週Vで錦織圭に次ぐ記録 (18時13分)

細木咲良 今季2度目のITF優勝 (16時50分)

世界3位と4位のレーバー杯出場が決定 (15時11分)

サウジとイタリア、テニス界で力強める (14時52分)

20歳以下最終戦、過去最高賞金に (12時11分)

デ杯ファイナルズ 今後3年は伊で開催 (10時58分)

全豪直前エキシビに豪華メンバー (9時00分)

デ杯2025 日本は英とホームで激突 (7時32分)

12月2日

引退デルポへ フェデラーからメッセージ (17時01分)

坂本怜 前週Vで世界ランク大幅アップ (15時35分)

デルポ「幸せな気持ち」 (15時12分)

伊藤あおい 自己最高127位に (14時24分)

デルポ“最後の試合”でジョコに勝利 (13時21分)

世界12位ら全豪OP前哨戦に出場 (11時39分)

最終戦出れず「屈辱的な経験」 (10時27分)

ジョコ F1→サッカー→テニス 世界を移動 (9時03分)

9年過ごしたコーチと別れ「感謝」 (7時36分)

12月1日

西岡良仁 初Vの坂本怜を祝福 (16時58分)

キリオス 世界2位の処分を痛烈批判 (15時51分)

テニスの両手バックハンドを簡単に打つコツ、基本から徹底解説 (14時40分)

坂本怜 チャレンジャー大会初V (12時54分)

【1ポイント速報】坂本怜vsネグリトゥ (11時11分)

マレーがジョコをさっそく指導? (10時56分)

野口莉央 惜敗で全豪OP出場権逃す (9時05分)

磯村志/白石光ペア 躍進で初の準V (7時57分)

【20周年特別企画】総選挙!みんなで選ぼう!思い出の試合 (0時00分)

【動画】デル=ポトロvsジョコビッチ 試合動画はこちら (0時00分)

【動画】デル=ポトロ “最後のフォアハンドウィナー” (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!