女子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、プレミア)は5日、シングルス準々決勝が行われ、第6シードで世界ランク14位の
E・スイトリナ(ウクライナ)が第1シードで同1位の
A・ケルバー(ドイツ)を6-4, 3-6, 6-3のフルセットで破り、ベスト4進出を果たした。
この試合、2度のブレークに成功し第1セットを先取したスイトリナだったが、続く第2セットではファーストサービスが入った時のポイント獲得率を47パーセントまで落とし、ケルバーに2度のブレークを許して勝敗はファイナルセットへ。
その後、再度集中力を高めたスイトリナは、73パーセントの確率でファーストサービスを入れ、ケルバーに挽回の隙を与えない試合を展開し、1時間57分で勝利を手にした。
準決勝では、第3シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)と対戦する。プリスコバは同日の準々決勝で第8シードの
R・ビンチ(イタリア)を逆転で下しての勝ち上がり。
現在22歳のスイトリナは、昨年8月のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)3回戦で当時女王の座に君臨していた
S・ウィリアムズ(アメリカ)を6-4, 6-3のストレートで破る金星をあげた。
この日は第2シードの
D・チブルコワ(スロバキア)も
A・コルネ(フランス)にストレートで敗れ、トップシードが姿を消した。
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