女子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、プレミア)は2日、シングルス1回戦が行われ、第5シードの
S・クズネツォワ(ロシア)が
L・キリコ(アメリカ)を6-2, 6-4のストレートで下して初戦突破を果たすと同時に、キャリア通算600勝を達成した。
31歳のクズネツォワは、これまで17大会でタイトルを獲得。グランドスラムでは2004年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で初優勝、2009年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では四大大会2勝目をあげた。
この日、クズネツォワは3本のダブルフォルトを犯したが、1度もブレークを許さずに1時間20分で勝利を手にした。
2回戦では、
B・マテック=サンズ(アメリカ)とD・アイアヴァ(オーストラリア)の勝者と対戦する。
今大会の第1シードは世界ランク1位の
A・ケルバー(ドイツ)、第2シードは
D・チブルコワ(スロバキア)、第3シードは
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)、第4シードは
G・ムグルサ(スペイン)、第5シードはクズネツォワ、第6シードは
E・スイトリナ(ウクライナ)、第7シードは
E・ヴェスニナ(ロシア)、第8シードは
R・ビンチ(イタリア)。
また、日本勢からは
土居美咲が出場しており、1日の1回戦で元世界ランク8位の
E・マカロバ(ロシア)をストレートで下して2017年シーズンを白星で発進している。
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