女子テニス協会のWTAは15日、元世界ランク1位の
D・サフィーナ(ロシア)が12度のツアー優勝と3度のグランドスラム準優勝の経験を活かして、アメリカのニューヨークにあるテニス・アカデミーでコーチとして働き始めたことを明らかにした。
元女王のサフィーナは長い間苦しめられてきた腰の怪我により、2014年に引退へ追い込まれた。
サフィーナは、ニューヨークのコーニー・アイランドにあるマッチポイント・ニューヨーク・シティというテニス・アカデミーでジュニアの指導を始めたと掲載されている。
WTAによると「コーチをするためにニューヨークへ移って来た。でもここはとても好きな街でもあり、住みたいと思っていた場所でもあった」とテレビのインタビューに答えている。
「ニューヨークには特別な想いがいつもあった。だから自分自身にこう言った。もしニューヨークで何か新しいことにトライするものがあったら、それをするべきだって。何も自分を止めるものはなかった」
男子テニスで元世界ランク1位の
M・サフィン(ロシア)の妹であるサフィーナは、2009年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と2008・2009年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で準優勝を飾っている。
また、2010年の全仏オープンは1回戦で
伊達公子に接戦の末に敗れた。
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