テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE presented by Qatar Airways(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(以下、Coca-Cola IPTL)は3日、元世界ランク1位の
C・モヤ(スペイン)が試合後の会見で、世界ランク5位の
錦織圭ら5選手は数年のうちに「次のグランドスラムチャンピオンになるのではないか」とコメントした。
元王者のモヤは錦織の他に、
M・ラオニチ(カナダ)、
N・キリオス(オーストラリア)、
A・ズベレフ(ドイツ)、
D・ティエム(オーストリア)の名前をあげた。
ラオニチとのコーチ関係を終了したモヤは「誇りに思う。彼(ラオニチ)は安定感が増して、完成した選手になってきた。サービスだけではなく、ベースラインからも打てる。数年でナンバー1を狙えるし、グランドスラムに勝つチャンスもある」と期待を寄せた。
モヤがコーチについてから、ラオニチは7月のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で
R・フェデラー(スイス)らを破り、四大大会初の決勝進出。
A・マレー(英国)に敗れるも準優勝を果たした。ATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は決勝トーナメントへ進出し、地元のマレーを追い詰めた。
この日、インディアン・エーシーズの
T・エンクヴィスト(スウェーデン)とのレジェンドシングルスを6-4で制したシンガポール・スラマーズのモヤは「大きなスタジアムで、沢山の観客の前でプレー出来てアドレナリンも上がる」と調子が上向きであることを強調した。
シンガポール・スラマーズは大会最終日の4日に、錦織らのジャパン・ウォリアーズと対戦する。
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