25日、都内で行われた日清食品ホールディングス株式会社との契約発表会見に女子テニスで世界ランク47位の
大坂なおみが登場し、「日清食品さんのファミリーになれたことを大変光栄に思います。そして小さい頃から食べていたカップヌードルを作っている会社にスポンサーしていただくのは面白い気持ちですが頑張って行きたいと思います」とコメントした。
現在19歳の大坂は、ハイチ出身の父親と日本人の母親を持つハーフで大阪市生まれ。180センチの身長を活かした最速200キロを超えるサービスと強烈なフォアハンドが武器で、現在世界ランク40位の
土居美咲に次いで日本人2番手の同47位に位置している。
今シーズンは、全豪オープン(オーストラリア/ メルボルン、ハード、グランドスラム)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム) のグランドスラム3大会で3回戦進出、9月の東レ パン パシフィック オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード、 WTAプレミア)では自身初のWTAツアー決勝進出を果たした。さらに10月には日本人初となるWTAニューカマー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人賞)を受賞した。
会見中、日清食品ホールディングス株式会社CEOの安藤宏基氏から、2020年の東京五輪での金メダルを期待する言葉をかけられたことに対しては「4年後の話ですけど、当然金メダルを獲るためにトップ5に入っていなければいけないと思いますし、グランドスラムでも優勝していなければその夢は叶わないと思う」と大坂。
続けて「もちろんその前に東レで優勝するとか、そこまでにいく具体的なステップがあると思うので、その時にベストな選手でいたいと思う」と意気込みを語った。
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