男子テニスのATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は19日、シングルス準決勝が行われ、初の決勝進出とはならなかった第5シードの
錦織圭(日本)は試合後の会見で、世界ランキングについて「自分で言うのもあれですけど、4位や3位に入っていける能力もあると思います」と自信を見せた。
>>ファイナルズ組み合わせ表<<この日、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に1-6, 1-6で完敗して落胆する表情を見せたが「結果的に見れば、1番いい年だった」を今シーズンを振り返った。
今年は自己最高の58勝21敗でシーズンを終える錦織は「(世界ランキングが)5位で終われたのも価値のあることだと思う。チャンスがあれば4位、3位に入っていける圏内にいる」とコメント。
続けて「自分がどれだけトレーニングを積んで、しっかり練習していけば可能だと思う」と既に前を向いていた。
一方、錦織に勝利したジョコビッチは、決勝で第1シードの
A・マレー(英国)と優勝を争う。
ATPワールドツアー・ファイナルズは4選手が2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。
獲得ポイントは予選ラウンドロビン1勝あたり200ポイント、決勝進出で400ポイント、優勝すると500ポイント、最大で1,500ポイントを獲得する。
予選ラウンドロビンの結果は以下の通り。
【グループ・ジョン マッケンロー】(1)A・マレー 3勝0敗
(3)
S・ワウリンカ(スイス) 1勝2敗
(5)錦織圭 1勝2敗
(7)
M・チリッチ(クロアチア) 1勝2敗
【グループ・イバン レンドル】(2)N・ジョコビッチ 3勝0敗
(4)M・ラオニチ 2勝1敗
(6)
G・モンフィス(フランス) 0勝2敗
(8)D・ティエム 1勝2敗
(9)
D・ゴファン(ベルギー) 0勝1敗
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