男子テニスのATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は16日、グループ・ジョン マッケンローの予選ラウンドロビンが行われ、第1シードで世界ランク1位の
A・マレー(英国)に7-6 (11-9), 4-6, 4-6の逆転で敗れた第5シードの
錦織圭(日本)は、試合後の会見で「負けは負け。競っても負ければ意味がなくなりますし、最後の最後まで頑張りたかったです」とコメントした。
>>ファイナルズ組み合わせ表<<両者1セットずつ奪い合い、勝敗を決めるファイナルセットで2度のブレークを許した錦織は、このセットだけで4度のブレークチャンス中1度しかものにすることが出来ず「大事なポイントで自分のミスなどでブレークポイントが取りきれなかった」と悔やんだ。
王者マレーとATPワールドツアー・ファイナルズの3セットマッチ史上最長の3時間20分を戦った錦織は「全体的にはいいプレーが出来ていた。取るところを取らないと、世界1・2位には逆転されてしまう。大事なポイントでのプレーが良くなかったです」と述べた。
錦織は2年ぶり2度目のベスト4進出へ向け、18日の第3戦で第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。
予選ラウンドロビンの結果は以下の通り。
【グループ・ジョン マッケンロー】(1)A・マレー 2勝0敗
(3)
S・ワウリンカ(スイス) 1勝1敗
(5)錦織圭 1勝1敗
(7)M・チリッチ 0勝2敗
【グループ・イバン レンドル】(2)
N・ジョコビッチ(セルビア) 2勝0敗
(4)M・ラオニチ 1勝1敗
(6)
G・モンフィス(フランス) 0勝2敗
(8)D・ティエム 1勝1敗
(9)
D・ゴファン(ベルギー)ATPワールドツアー・ファイナルズは4選手が2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。
獲得ポイントは予選ラウンドロビン1勝あたり200ポイント、決勝進出で400ポイント、優勝すると500ポイント、最大で1,500ポイントを獲得する。
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