男子テニスのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は2日、シングルス2回戦が行われ、第11シードの
JW・ツォンガ(フランス)が世界ランク26位のA・ラモス=ヴィノラスを6-3, 6-4のストレートで下してベスト16進出を果たした。この結果、第5シードの
錦織圭は3回戦でツォンガと対戦することが決まった。
>>BNPパリバ・マスターズ対戦表<<3回戦でツォンガと対戦する錦織は、初戦の2回戦で
V・トロイキ(セルビア)をストレートで下してベスト16進出を果たすと同時に、2007年にプロ転向してからツアー通算300勝を達成した。前週のスイス・インドア(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は準優勝に終わるも、世界ランキングでは自己最高タイとなる4位を記録した。
錦織とツォンガは今回が8度目の対戦で、錦織の5勝2敗。今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)4回戦以来の対戦で、その時は錦織がストレートで勝利している。パリ・マスターズでは今回が3度目。
ツォンガは2008年のパリ・マスターズ決勝で元世界3位の
D・ナルバンディアン(アルゼンチン)を破って大会初優勝、2011年は
R・フェデラー(スイス)に敗れ2度目のタイトル獲得を逃した。前週のエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード、ATP500)では今シーズン初のツアー決勝進出を果たすも、
A・マレー(英国)に敗れた。
マスターズ初優勝を狙う錦織は今年のマイアミ・オープン(アメリカ/ マイアミ、ハード、ATP1000)とロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)で決勝へ進出したが、いずれも世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)に阻まれた。
シード勢が順当に勝ち進んだ場合、錦織は第4シードのM・ラオニチ、準決勝で第2シードのマレーと対戦する組み合わせ。
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