国内テニスツアーの第91回三菱全日本テニス選手権大会(東京/有明コロシアム、ハード)は大会最終日の30日、混合ダブルス決勝戦が行われ、第1シードの綿貫 裕介/ 二宮 真琴(共に橋本総業ホールディングス)組が近藤 大生(エキスパートパワーシズオカ)/ 久見 香奈恵(橋本総業ホールディングス)組を6-2, 6-1のストレートで下し、大会3連覇を果たした。
>>全日本選手権 混合複対戦表<<この日、終始試合の主導権を握って次々とポイントを獲得した綿貫/ 二宮組は、近藤/ 久見組を寄せつけず、最後は二宮が近藤の脇を抜くパッシングショットを決め、わずか57分で勝利を手にした。
今大会は1回戦で岡村 一成/ 岡村 恭香(共にストライプインターナショナル)、準決勝で上杉 海斗(慶應義塾大学)/ 林 恵里奈(早稲田大学)組をいずれもストレートで下しての勝ち上がりだった。
綿貫 裕介は、弟の綿貫 陽介(グローバルプロテニスアカデミー)とのダブルスで決勝へ進出しており、2連覇をかけて第3シードの奥 大賢/ 長尾 克己(共にエキスパートパワーシズオカ)組と対戦する。
また、綿貫 陽介は同日に行われた男子シングルス決勝戦で昨年覇者の内山 靖崇(北日本物産)を6-2, 6-4のストレートで破り、1989年の
谷澤英彦(日本)以来27年ぶり 大会史上2人目となる10代優勝を果たした。
一方、敗れた近藤は今大会で現役を引退。表彰式後には引退セレモニーが行われた。
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