国内テニスツアーの第91回三菱全日本テニス選手権大会(東京/有明コロシアム、ハード)は27日、男子シングルス3回戦が行われ、第14シードで18歳の綿貫 陽介(グローバルプロテニスアカデミー)が第1シードの守屋 宏紀(北日本物産)を6-3, 6-2のストレートで破り、大会初のベスト8進出を果たした。
>>全日本選手権 対戦表<<この試合、序盤でゲームカウント1-3とリードを許した綿貫は、そこから5ゲームを連取して第1セットを先取。第2セットに入っても主導権を握り、ストレート勝ちをおさめた。
準々決勝では、第5シードの竹内 研人(北日本物産)と対戦する。竹内は3回戦で古田 伊蕗(早稲田大学)を逆転で下しての勝ち上がり。
綿貫は今大会のダブルスに兄の綿貫 裕介(橋本総業ホールディングス)とのペアで4強入りしており、2連覇まであと2勝としている。
今年は全米オープン・ジュニア(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でベスト4進出。ダンロップ スリクソン全日本ジュニアテニス選手権(大阪/大阪市、靱テニスセンター)では決勝で清水 悠太を破り、初優勝。
さらに前週の大阪市長杯2016世界スーパージュニアテニス選手権大会(大阪府/靭テニスセンター、ハード)決勝で逆転勝利してタイトルを獲得し、今大会に臨んでいる。
一方、2011年の全日本王者である守屋は、今年9月の中国国際チャレンジャー2016(中国/南昌、ハード、ATPチャレンジャー)で2014年7月にカナダのグランビーで行われたチャレンジャー大会以来約2年ぶりの優勝。
前週の寧波・チャレンジャー(中国/寧波、ハード、ATPチャレンジャー)では決勝で
ルー・イェンスン(台湾)に敗れるも準優勝を果たしていた。
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