男子テニスの楽天ジャパン・オープン(東京/有明コロシアム、ハード、ATP500)は3日、シングルス1回戦が行われ、第1シードの
錦織圭が世界ランク81位の
D・ヤング(アメリカ)を4-6, 6-2, 6-2の逆転で下して5年連続の初戦突破を果たし、2年ぶり3度目の優勝へ前進した。
>>楽天OP対戦表<<この日、錦織は元世界ランク9位の
N・アルマグロ(スペイン)と対戦する予定だったが、体調を崩したアルマグロの棄権により、ヤングがラッキールーザーに入った。
試合が始まると、過去3連勝しているヤングの猛攻を受けた錦織は第1セットを落とす苦しい展開を強いられた。
しかし、第2セットに入ると世界ランク5位の力を発揮し、ファーストサービスが入った時に75パーセント、セカンドサービスの時には100パーセントの確率でポイントを獲得し、息を吹き返した。
さらにサウスポーから繰り出すヤングのサービスを攻略し、8度のブレークチャンスから2度のブレークに成功してセットカウント1-1へ追いつく。
ファイナルセットに入っても勢いが衰えない錦織はヤングを畳み掛け、1時間49分で試合に終止符を打った。
2012・2014年の楽天ジャパン・オープンを制している錦織は、2回戦で世界ランク34位の
J・ソウサ(ポルトガル)と対戦する。両者は今回が初の顔合わせ。
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