テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は8日、女子シングルス準決勝が行われ、第2シードの
A・ケルバー(ドイツ)が元世界ランク1位の
C・ウォズニアキ(デンマーク)を6-4, 6-3のストレートで下して大会初の決勝進出を果たすと同時に、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が敗退したことで世界ランキング1位の座につくことが確定した。
>>全米オープン 女子対戦表<<この試合、ケルバーはファーストサービスが入った時に68パーセントの確率でポイントを獲得し、トータルでウォズニアキに2度のブレークを許すもそれを上回る5度のブレークに成功。粘りのテニスでウォズニアキを寄せ付けず、1時間26分で勝利した。
決勝では、第10シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)と対戦する。プリスコバは、同日の試合で第1シードのセリーナを6-2, 7-6 (7-5)のストレートで下しての勝ち上がり。
ケルバーは今季のグランドスラムで、全仏オープンでは初戦敗退を喫するも、全豪オープン、ウィンブルドン、そして全米オープンと3大会で決勝進出を果たしており、そのうち全豪オープンでは決勝でセリーナを破って四大大会初優勝を飾っている。
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