テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は4日、男子シングルス4回戦が行われ、第10シードの
G・モンフィス(フランス)が世界ランク44位の
M・バグダティス(キプロス)に6-3, 6-2, 6-3の快勝で、2年ぶり3度目のベスト8進出を果たした。
>>全米オープン対戦表<<この試合、モンフィスは終始主導権を握ってバグダティスに反撃の隙を与えず、トータルで7度のブレークに成功。手足の長さを活かしたアクロバティックなプレーで観客を沸かせ、1時間58分で勝利した。
敗れたバグダティス
準々決勝では、第4シードの
R・ナダル(スペイン)と第24シードの
L・プイユ(フランス)の勝者と対戦する。
今大会は1回戦で
G・ミュラー(ルクセンブルグ)、2回戦でJ・サトラル(チェコ共和国)、3回戦で
N・アルマグロ(スペイン)を下しての勝ち上がりで、ここまで1セットも落とさずに8強へ進出している。
1日に30歳の誕生日を迎えたモンフィスは、モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)でマスターズ初の決勝進出。その後、シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)で約2年半ぶりのツアー優勝を果たすなど今季は好調を維持。
8月のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)では
錦織圭(日本)から3本のマッチポイントを握るも惜敗した。
過去の全米オープンでは2010・2014年にベスト8へ進出している。
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