リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)は11日、テニスの男子シングルス3回戦が行われ、第6シードの
G・モンフィス(フランス)が第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)を6-7 (6-8), 6-3, 6-4の逆転で下して8強入り。この結果、第4シードの
錦織圭はベスト4進出をかけて、準々決勝で世界ランク11位のモンフィスと対戦することが決まった。
>>男子シングルス対戦表<<両者は今回が3度目の対戦で、過去は錦織の2連勝。今年のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)準々決勝ではマッチポイントをしのぎ、錦織が逆転で勝利した。
今シーズン好調のモンフィスは、4月のモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッド クレー、ATP1000)でマスターズ初の決勝進出、7月のシティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)では約2年半ぶりのツアー優勝を果たした。
今大会は1回戦で
V・ポスピシル(カナダ)、2回戦で
R・デュトラ・シルバ(ブラジル)、3回戦でチリッチを下しての勝ち上がり。
一方、錦織は1回戦で
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)、2回戦で
J・ミルマン(オーストラリア)、3回戦で
A・マーティン(スロバキア)に勝利し、2012年のロンドン・オリンピック(イギリス/ロンドン、芝)に続き五輪2大会連続のベスト8進出を決めている。
日本テニスのシングルスでのメダル獲得は、1920年のアントワープ・オリンピック(ベルギー/アントワープ)で
熊谷一弥が獲った銀メダルが最後で、錦織は96年ぶりのメダルを狙う。
錦織とモンフィスの勝者は準決勝で、第2シードの
A・マレー(英国)と第12シードの
S・ジョンソン(アメリカ)のどちらかと対戦する。
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