高校日本一の座を決めるインターハイ(平成28年度全国高等学校総合体育大会)は競技4日目の5日、松江市営庭球場(島根県/松江市、砂入り人工芝)で男子シングルス3回戦が行われ、田中優之介(秀明英光)が阿多竜也(相生学院)を8-3で下し、ベスト16進出を決めた。
>>インターハイ対戦表<<田中は阿多との激しいラリー戦を制して勝利。団体戦では3回戦で阿多の先輩である大島立暉(相生学院)に敗れ、チームも敗退。個人戦では好成績を残し、雪辱を晴らしたい。
一方、敗れた1年生の阿多竜也は4月のMUFGジュニアテニストーナメント(16歳以下の全国大会)で優勝。今大会では、1年生ながら上級生に全く引けを取らないプレーを見せていた。
3回戦敗退となった1年の阿多竜也(相生学院)
個人戦シングルスは128名の選手が出場しており、トーナメントで競い合う。1~4回戦までは8ゲームズプロセット、準々決勝以降は3セットマッチで行われる。
男子シングルスの上位シード勢は、今村昌倫(清風)、菊地裕太(相生学院)、
野口莉央(日本)(神奈川)、山尾玲貴(柳川)。
今年3月に行われた第38回全国選抜高校テニス大会では、菊地が今村を下して優勝。野口と山尾がベスト4に入った。
2日から4日にかけて行われた団体戦では、男子は相生学院が4年ぶりの優勝。女子は野田学園が春夏連覇を達成した。
同日には、シングルス4回戦まで行われる予定となっている。
また、安来運動公園庭球場(島根県/安来市、砂入り人工芝)では女子ダブルスが行われている。
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