男子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は28日、シングルス3回戦が行われ、元世界ランク8位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)が
I・カルロビッチ(クロアチア)を6-3, 7-5のストレートで下して8強入り。この結果、第3シードの
錦織圭(日本)は準々決勝でディミトロフと対戦することが決まった。両者は今回が3度目の対戦で、過去は錦織の2連勝。
>>錦織vsラム1ポイント速報<<>>ロジャーズカップ対戦表<<25歳のディミトロフはこれまでツアー4大会で優勝し、グランドスラムでは2014年のウィンブルドンでベスト4へ進出した。しかし、今年は7大会で初戦敗退するなど不調が続いている。
今大会は1回戦で
杉田祐一(日本)に逆転勝利、2回戦で地元17歳の
D・シャポバロフ(カナダ)、準々決勝でビッグサーバーのカルロビッチを下しての勝ち上がり。
一方、7月上旬のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)4回戦で左脇腹の痛みにより途中棄権した錦織は、復帰戦の2回戦で予選勝者の
D・ノビコフ(アメリカ)、3回戦で世界ランク118位の
R・ラム(アメリカ)をストレート破り、2年連続のベスト8進出を果たしている。
昨年のロジャーズ・カップは準々決勝で
R・ナダル(スペイン)に初勝利し、ベスト4へ進出。準決勝では
A・マレー(英国)にストレートで敗れた。
【錦織vsディミトロフ 過去の対戦】<2014年>
マイアミ・オープン R32 錦織圭 6-2, 6-3 G・ディミトロフ
<2012年>
上海マスターズ R64 錦織圭 7-6 (8-6), 6-3 G・ディミトロフ
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