女子テニスのバンク・オブ・ウエスト・クラシック(アメリカ/スタンフォード、ハード、WTAプレミア)は24日、シングルス決勝戦が行われ、第3シードの
J・コンタ(英国)が第1シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)を7-5, 5-7, 6-2のフルセットで下し、ツアー初優勝を飾った。
この試合、第1セットを先取したコンタだったが第2セットを接戦の末に落としてセットカウント1-1に。ファイナルセットでは、コンタがフォアハンドのウィナーを決めるなどでヴィーナスを圧倒。最後はヴィーナスのリターンがネットにかかり、勝利を手にした。
勝利の瞬間、ラケットを手放して手で顔を覆い、喜びを噛み締めていた。
今回の勝利でコンタはヴィーナスとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。
現在25歳のコンタは、今年の全豪オープンでグランドスラム初のベスト4進出を果たした。今回優勝したことで、25日付の世界ランキングでは自己最高の14位に浮上。
一方、敗れたヴィーナスは過去のバンク・オブ・ウエスト・クラシックで2000年と2002年に優勝を飾っており、大会3度目のタイトル獲得を狙うも逆転勝利とはならなかった。
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