女子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、WTAインターナショナル)は22日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク136位の
尾崎里紗(日本)は第6シードの
Y・プチンセワ(カザフスタン)に4-6, 2-6のストレートで敗れ、ツアー初のベスト4進出とはならなかった。
この試合、尾崎は1度もブレークチャンスを掴めずに第1セットを落とすと、第2セットではプチンセワに3度のブレークを許す。自身も1度のブレークに成功するが、その後挽回の糸口を見いだせず、1時間26分で敗れた。
尾崎は今大会、1回戦で第2シードで昨年覇者の
S・スティーブンス(アメリカ)を破る金星をあげ、勢いそのままに2回戦で世界ランク84位の
N・ブローディ(英国)をフルセットで下してツアー初の8強入りを果たしていた。
今シーズン序盤、尾崎は世界ランキングで自己最高位を更新するなど好調を維持していたが、3月のBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)で、元世界ランク5位の
E・ブシャール(カナダ)と対戦していた際に転倒し、右手を骨折してツアー離脱を余儀なくされた。
その後、復帰して全仏オープンとウィンブルドンの予選に挑むも、本調子とはいかず予選敗退。しかし、今大会前に自身のツイッターで「右手の怪我も、もうなんともありません!」と復活をアピールしていた。
また、
青山修子(日本)と組んで出場しているダブルスでは、決勝進出を果たしている。
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