男子テニスの下部大会であるナショナル・バンク・チャレンジャー(カナダ/ウィニペグ、ハード、ATPチャレンジャー)は17日、シングルス決勝戦が行われ、第5シードの
添田豪(日本)が世界ランク452位の
B・カブチッチ(スロベニア)を6-7 (4-7), 6-4, 6-2の逆転で下し、今季初優勝を飾った。
この試合、添田は第1セットをタイブレークの末に落とすも、第2セットから流れを掴み始め、ファイナルセットではカブチッチに1度もブレークチャンスを与えない試合を展開し、2時間34分で勝利した。
現在31歳の添田は、今季開幕戦となった下部大会のバンコク・オープンで準優勝、続くマニラ・チャレンジャーで4強入りと好調だったが、その後は早期敗退が続き思うような結果を残せずにいた。
前週のニールセン選手権(アメリカ/ウィネテカ、ハード、ATPチャレンジャー)では準決勝で
西岡良仁(日本)にストレートで敗れた。
西岡は、今大会の準決勝でカブチッチと対戦するも、3-6, 2-3とカブチッチにリードを許した場面で左肘の痛みにより途中棄権を申し入れた。
先週のニールセン選手権では決勝で
F・ティアフォー(アメリカ)をストレートで下して今季初優勝を飾っている。
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