男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップ ワールドグループ準々決勝 アルゼンチン対イタリア(イタリア/ペーザロ、クレー)は大会2日目の16日、ダブルスが行われ、
G・ペラ(アルゼンチン)/
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)組が
F・フォニュイーニ(イタリア)/
P・ロレンジ(イタリア)組を6-1, 7-6 (7-4), 3-6, 3-6, 6-4のフルセットで制し、アルゼンチンが2勝1敗とリードした。
この試合、ペラ/ デル=ポトロ組は第1・第2セットを取り王手をかけるも、開催国イタリアの選手であるフォニュイーニ/ ロレンジ組に第3・第4セットで挽回を許し、2セットオールに持ち込まれる。
その後、ファイナルセットは流れを引き戻したペラ/ デル=ポトロ組が取りきり、勝利を手にした。
現在27歳のデル=ポトロは、2009年の全米オープンでグランドスラム初優勝を飾り、翌年には世界ランク4位を記録。しかし、近年は度重なる怪我に悩まされ、昨年はわずか2大会しか出場することが出来なかった。
今年2月のデルレイ・ビーチ・オープンで11カ月ぶりのツアー復帰を果たし、6月のメルセデス・カップでは
G・ディミトロフ(ブルガリア)、
G・シモン(フランス)らを破りベスト4へ進出。1045位まで落としていた世界ランキングも、現在は139位まで上げている。
アルゼンチンは昨年、ワールドグループ1回戦でブラジル、準々決勝でセルビアを下して準決勝へ進出するも、ベルギーに敗れて決勝進出とはならなかった。
大会3日目のシングルス2試合には、
F・デルボニス(アルゼンチン)と
J・モナコ(アルゼンチン)が登場予定。
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