男子テニスで世界ランク6位の
錦織圭が12日、LIXILのイベントに参加した。
松岡修造氏らが主催する「修造チャレンジ」ならぬ「錦織チャレンジ」を開催し、子供たちの前にサプライズで登場すると、ラリー対抗戦や試合形式などテニスを通じてふれあった。
LIXILが提案する「錦織チャレンジ」は、テニス経験のない子供たちにもテニスの楽しさを知ってもらいたいという願いから、テニス未経験の小学6年生を対象に行われ、錦織の登場を知らされていなかった約60名の子供たちは大はしゃぎだった。
松岡氏が主催する「修造チャレンジ」の合宿に参加していた錦織は、当時について「修造チャレンジに行っていなければ今の僕はいない。それくらいキツイ合宿でしたし、修造さんは日本で唯一といっていい程世界の凄さや苛酷さを知っている人なので、本当に沢山のことを教えてもらって今がある。感謝しています。」と話していた。
子供たちは特製の「錦織チャレンジ」Tシャツを着用し、錦織とラリー対抗戦や試合形式などでテニスを経験。
練習では途中から錦織が参加して股抜きショットを披露したり、ラリー対抗戦では打った後に錦織とハイタッチをしたりと、子供たちにとっては夢のような時間で、錦織も「ナイスショット!」「上手いねー!」など声をかけて楽しんでいた。
練習に参加する錦織
子供たちとふれあう錦織
また、試合形式の3ゲームマッチでは錦織が審判を務め、審判台に乗りながら子供たちの試合をジャッジし、時折「今のは審判のポイントだからデュース!」など、笑いを混ぜつつ進行。
審判を務める錦織
錦織は「スポーツは楽しむことが1番ですし、テニスを通じていろんなことも学べる。僕も小さい頃は壁打ちをしたり、ボールで遊んでたりしていたので、遊びから入るのはとても大事なことだと思います。」
「この時期でしか出来ないこともたくさんあるので、皆にはたくさんのことを見て、学んでほしいですね。」と子供たちへエールを送っていた。
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