テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は8日、男子シングルス準決勝が行われ、4年ぶりの優勝を狙っていた第3シードの
R・フェデラー(スイス)は第6シードのM・ラオニチに3-6, 7-6 (7-3), 6-4, 5-7, 3-6のフルセットで敗れて3年連続の決勝進出を逃し、最多8度目の優勝とはならなかった。
>>フェデラーvsラオニチ1ポイント詳細<<>>ウィンブルドン対戦表<<この試合、フェデラーはファイナルセットの第4ゲームで芝に足を滑らせて転倒。一度ベンチへ戻りトレーナーに診てもらうが、このゲームで痛恨のブレークを許した。
その後もラオニチの強烈なサービスやストロークに押され、息を吹き返すことが出来ずに敗退した。
7度の優勝を誇るフェデラーは、2012年以来4年ぶりのグランドスラム制覇、さらにウィンブルドンで最多8度目のタイトル獲得を狙っていた。これまで誰も8度の優勝はしておらず、男子テニス史上グランドスラムでそれ以上の優勝を飾っているのは、全仏オープンを9度制した
R・ナダル(スペイン)のみ。
2014・2015年は決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れた。
一方、グランドスラムで初の決勝進出を果たしたラオニチは、第2シードの
A・マレー(英国)と第10シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)の勝者と決勝で対戦する。
>>マレーvsベルディヒ1ポイント速報<<
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