テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は3日、男子シングルス3回戦が行われ、第7シードの
R・ガスケ(フランス)が
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を2-6, 7-6 (7-5), 6-2, 6-3の逆転で下し、4回戦へ駒を進めた。
>>錦織vsチリッチ1ゲーム速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<通常試合が行われないミドル・サンデーに試合が組まれたこの日、会場はいつもより閑散とし、静けささえ感じるほどで、アリーナ席には多くの空席も目立っていた。
ガスケは「ちょっと不思議な気持ちだった。なぜなら、あまり人がいないから。」とこの日の会場の違いを感じていた。ガスケはこの日の勝利で、4回戦へ進んだ16名中4人目のフランス人となった。4選手ものフランス人が4回戦へ進んだのは1929年以来77年ぶりのこと。
ガスケは4回戦で第12シードの
JW・ツォンガ(フランス)との同胞対決に臨む。ツォンガは第18シードの
J・イズナー(アメリカ)と3回戦を行った。この試合は大会6日目の2日にスタートするも、日没のためにこの日へと順延となっていた。ツォンガはセットカウント1ー2の劣勢から再開されていた。
しかし、そこから反撃に出たツォンガはフルセットへと持ち込み、最後は19ー17でイズナーを下していた。そのセットだけで2時間以上を要し、イズナーに握られたマッチポイントもしのいでの勝利にツォンガは喜びを爆発させていた。
「こうして生き延びれて良かった。」と語るツォンガは、ここウィンブルドンではフルセット・マッチを6戦全勝とした。
(STATS - AP)


■関連ニュース■
・錦織「キレそうだった(笑)」・若手プイユ、デルポ下し16強・ツォンガ全仏棄権 目には涙