テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は大会4日目の30日、女子シングルス2回戦が行われ、昨年準優勝を飾った第2シードの
G・ムグルサ(スペイン)が予選勝者で世界ランク124位の
J・セペロヴァ(スロベニア)に3-6, 2-6のストレートで敗れ、2回戦で姿を消す波乱が起きた。
>>ウィンブルドン 女子対戦表<<この試合、セペロヴァに主導権を握られたムグルサは第1セットを落とすと、第2セットでは凡ミスが目立ち、最後はムグルサのバックハンドがネットを越えず、わずか59分で敗れた。
世界ランク2位のムグルサは、昨年のウィンブルドンで
A・ケルバー(ドイツ)、C・ウォズニアキ、
A・ラドワンスカ(ポーランド)らを破ってグランドスラム初の決勝進出を果たし、
S・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れるも準優勝を飾った。
今年の全仏オープンでは決勝でセリーナを破って四大大会初優勝を果たし、今大会でも優勝候補の1人だった。
一方、勝利したセペロヴァは今大会予選3戦を勝ち抜いて本戦入りを果たし、1回戦で
M・デュケ=マリーノ(コロンビア)を下して2回戦へ駒を進めていた。
未だツアー優勝はないが、昨年のウィンブルドンでは1回戦でハレプを逆転で破る金星をあげた。
2回戦では第28シードの
L・サファロバ(チェコ共和国)と対戦する。
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