テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は大会2日目の28日、前年度チャンピオンで第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が予選を勝ち上がったA・サディコビッチとの女子シングルス1回戦で、大会2連覇へ向けて登場する。
>>ウィンブルドン対戦表<<27歳のサディコビッチは現在世界ランク148位で、予選3試合を勝ち抜いてグランドスラム初の本戦の舞台に立つ。
サディコビッチは変わったバックグラウンドを持ち、2年前に引退を決意。その時はもうテニスを楽しめず、加えて経済的な問題にも直面していた。しかし引退して13カ月後、再び彼女はコートへと戻ってきた。
大会が始まる前日の26日に受けたインタビューで、サディコビッチについて問われたセリーナは「まだ何も知らない。でも普段はコーチが多くのリサーチをしてくれるか、出来る限りの努力はしてくれる。そして、それをベースに、試合へ臨んでいる」と答えた。
セリーナは、女子テニス史上グランドスラム最多優勝となる
S・グラフ(ドイツ)の22度に、あと1つと迫っている。
(STATS - AP)
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