テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は24日、女子シングルスのドローが発表され、前年度覇者であり6度の優勝を持つ第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)は昨年の全米オープン準決勝で敗戦を喫した
R・ビンチ(イタリア)と準々決勝で対戦する。
>>ウィンブルドン対戦表<<昨年、セリーナは1988年の
S・グラフ(ドイツ)以来となる年間グランドスラム達成へ向けて全米オープンへ臨んだが、これまで1度も負けたことがなかったビンチに準決勝で思わぬ敗戦を喫し、その夢を絶たれる結果となっていた。
上位シード勢が順当に勝ち上がると準々決勝では、セリーナ対ビンチ、
A・ラドワンスカ(ポーランド)対
B・ベンチッチ(スイス)、
A・ケルバー(ドイツ)対
S・ハレプ(ルーマニア)、そして
G・ムグルサ(スペイン)対
V・ウィリアムズ(アメリカ)となる。準決勝ではセリーナが第3シードのラドワンスカ、第2シードのムグルサは第4シードのケルバーと顔を合わせる。
セリーナは大会7度目の優勝へ向けて、1回戦では予選勝者のA・サディコビッチと対戦。
昨年の全米オープンでビンチに敗れてから、今年の全豪オープンではケルバーに、全仏オープンではムグルサにいずれも決勝戦で敗れ、グランドスラムでの優勝から遠ざかっているセリーナ。グラフが持つグランドスラム最多優勝記録の22度まであと1つに迫っている。
セリーナは決勝戦までの道のりで、2回戦で
C・マーケイル(アメリカ)、3回戦で第31シードの
K・ムラデノヴィック(フランス)、4回戦で元世界ランク2位で第13シードの
S・クズネツォワ(ロシア)と対戦し、ビンチやラドワンスカとの試合へ進む可能性がある。
昨年は決勝戦でセリーナに敗れた第2シードのムグルサは、1回戦で今季好調な
C・ジョルジ(イタリア)と対戦し、グランドスラム2大会連続優勝を狙う。
(STATS - AP)
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