テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は11日、女子シングルス準決勝が行われ、第1シードで世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)はノーシードの
R・ビンチ(イタリア)に6-2, 4-6, 4-6の逆転で敗れ、決勝進出とはならなかった。セリーナの敗退により、女子シングルス決勝戦のチケットの値段が83パーセントも暴落してしまった。
>>全米オープン対戦表<<セリーナは、今年の全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドンを制しており、今大会で優勝すると1988年の
S・グラフ(ドイツ)以来27年ぶり史上4人目となる年間グランドスラム達成となっていた。
セリーナの年間グランドスラム達成に期待が高かったため、女子シングルス決勝戦のチケットが男子決勝戦のチケットより先に売り切れていた。火曜日に行われた準々決勝でセリーナが姉の
V・ウィリアムズ(アメリカ)を破った時点で、ネット上での決勝戦のチケットは271ドル(3万2,500円)にまで跳ね上がっていた。
ビンチがセリーナを下す歴史的な番狂わせを演出して、
F・ペネッタ(イタリア)とのグランドスラム史上初となるイタリア人選手同士の決勝戦が決まった直後に、決勝戦のチケットはわずか45ドル(5,400円)にまで暴落してしまった。
(STATS - AP)
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