テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会13日目の3日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第2シードの
A・マレー(英国)が決勝進出を果たした。初の全仏オープン優勝を争う世界1・2位の両者は今回が通算34度目の対戦、過去はジョコビッチから23勝10敗。
>>全仏オープン対戦表<<今大会、ジョコビッチは第14シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)との4回戦以外は全てストレートで勝利し、3年連続の決勝進出。もしジョコビッチが優勝すると、全仏オープン初優勝と同時に、生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会全てで優勝)達成、さらにグランドスラム4大会連続のタイトル獲得となる。
一方のマレーは1回戦から2セットダウンの崖っぷちを乗り越え、2回戦もフルセットの戦いを強いられた。3・4回戦はストレートで勝利したが、準決勝・準決勝は1セットずつ落とす中で全仏オープン初の決勝進出を決めてる。
ジョコビッチとマレーは今大会の前哨戦であるマドリッド・オープンとBNLイタリア国際の決勝で対戦しており、ともに1勝を分け合っている。昨年の全仏オープン準決勝ではジョコビッチが勝利した。
両者の決勝戦は、現地6月5日に行われる予定。
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