ロシア・テニス協会が発表した8月に開催されるリオ・オリンピックのロシア代表チームに、現在公式戦への出場が禁止されている元女子世界ランク1位の
M・シャラポワ(ロシア)が含まれていることが明らかになった。
現在世界ランク23位のシャラポワは、1月の全豪オープン期間中に受けたドーピング検査で禁止薬物であるメルドニウムの陽性反応が出たため、3月以降大会には出場していない。しかし、ロシア・テニス協会はオリンピック開催までにシャラポワへの処分が解除されることを願い、今回選出したとしている。
S・タルピシェフ会長がメディアへ伝えたところによると、シャラポワはオリンピックへの代表予定チームのメンバーになってはいるが「もし彼女(シャラポワ)のオリンピック出場が認められなかった場合、世界ランキングで次に高い選手をメンバーに選ぶつもりである」と語った。
ロシアからは4人までの女子テニス選手が出場出来ることになっているが、オリンピック出場への目安である世界ランク56位までに7人のロシア人選手が名を連ねている。
(STATS - AP)
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